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- 2024
- 01/17
「心込めおもてなし」 福島空港4年ぶり台湾定期便 県内観光関係者が歓迎
福島空港と台湾を結ぶ定期チャーター便が16日、4年ぶりに就航した。台湾からの初便には、定員の9割超の163人が搭乗し、福島空港に降り立った。空港や宿泊先では、観光関係者が歓迎し「心を込めてもてなし、さらに福島空港を利用してもらいたい」と意気込んだ。3月末には、福島と台湾を結ぶ国際定期便が新規就航する予定。
郡山中央交通(本社・福島県郡山市)は、福島空港到着後に乗客が臨む県内外の観光ツアーのツアーバス全てを運行する。定期チャーター便の運航期間の3月まで。専用のバスには本県観光地などのイラストを描いた歓迎のラッピングを施す。
併せて同社は県内の観光地などを紹介するパンフレットや県産グッズを作製し、福島空港の国際線到着ロビーなどで配ってチャーター便の乗客に本県の魅力をPRする。観光庁の「交通・観光連携型事業」に採択されており、補助金を受けて実施する。同社の桑原秀治会長は「台湾からのお客さまに安心・安全なバス旅行を提供する。リピーター獲得にもつなげていきたい」と話している。
チャーター便は期間中の週2回、福島と台湾を往復運航する。